OneNote信者なら、タスク管理にPlannerやOutlook、Trello、Googleなんて使わないよねっ
いつもお世話になっているやまさんが、先日こんな書き込みしていたので、今日のネタはこれっ!
普段の打ち合わせはPC持ってるコトが多いので、伝えるべきコト、確認すべきコト等をOne Note の「タスクノートシール」(チェックリスト作れるヤツ)でガーっと箇条書きして挑むようにしてます。※喋り過ぎてしまうタイプだと自覚があるので(汗 > RT
— やま (@yamad365) 2018年4月19日
ノートシールの話です~。
タスクリストが作れるんだぜ。
主に、タスクや、重要事項などのラベルを付けたいときに便利な機能がノートシール。
読んで字のごとく、以下のようなノートシールを選択すると、文章などがラベリングできる機能です。
いろんなリストから選択してラベリングしてみよう!
検索性、最強
たぶん最も使うのはタスクを管理できる「タスクノートシール」。 チェックボックスとして機能します。
また、いろいろなブックにまたがるタスクを含めたノートシール一式も一瞬で検索してくれる。
すごい!
さらに、ノートシールを集めて、各ページへのリンク付きの概要ページを作成する機能も!
便利!
みんな使おう!
タイトルに書いたOutlookタスクですが、OneNote上で共有できるから、 Outlookタスク使っている人は実は便利。
Plannerは使ったことないからよくわからない。
Trelloは良ツール。
ちなみに僕はGoogleタスク愛用者で・・・・おっと、だれか来たようだ。
【第2回】Python Marketing Data Analytics! ~データ確認の第一歩、可視化~
さて、前回に引き続き、銀行のキャンペーンマーケティングデータに基づく分析をネタにした勉強記録ですー。
データの可視化
まずは、データのhead
を確認。
df.head()
age | job | marital | education | default | balance | housing | loan | contact | day | month | duration | campaign | pdays | previous | poutcome | y | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 30 | unemployed | married | primary | no | 1787 | no | no | cellular | 19 | oct | 79 | 1 | -1 | 0 | unknown | no |
1 | 33 | services | married | secondary | no | 4789 | yes | yes | cellular | 11 | may | 220 | 1 | 339 | 4 | failure | no |
2 | 35 | management | single | tertiary | no | 1350 | yes | no | cellular | 16 | apr | 185 | 1 | 330 | 1 | failure | no |
3 | 30 | management | married | tertiary | no | 1476 | yes | yes | unknown | 3 | jun | 199 | 4 | -1 | 0 | unknown | no |
4 | 59 | blue-collar | married | secondary | no | 0 | yes | no | unknown | 5 | may | 226 | 1 | -1 | 0 | unknown | no |
実際にデータの内容を把握するため、グラフとして可視化してみることからスタートする。
まずは、分析したい対象に着目することがデータ分析の第一歩となる。
今回は、「y(定期預金の契約有無)」が対象だ。
このデータがどのような特性があるのか、このデータに影響を与えている変数はあるのか、
などを仮説を立てながら可視化し、検証していく。
sns.countplot(x='y', data=df)
データの大部分はno
の結果であることが分かる。
具体的な数値は集計時に確認してみる。
yes
とno
の結果の違いは何からもたらされるのだろうか?
例えば、前回キャンペーンの効果結果は、今回のキャンペーンの結果による定期預金申込有無に効果を示しそうである。
sns.countplot(x='poutcome', hue='y', data=df)
データをみると、確かに前回結果がsuccess
の群は、目的変数がyes
となっている人が多いことが分かる。
ただ、カテゴリごとのデータのサイズが大きく異なるため、単純なcountplot
だけだと見にくいようだ。
これは、集計により比率等を算出してクロス集計を行ったり、
目的変数をダミー変数化して、数値データとして扱うことで、傾向を分かりやすく表現するなどの工夫が必要そうである。
カテゴリーデータ毎の可視化は、何らかの集計や加工をして可視化したほうが良さそうだ。
特に目的変数(今回でいえばy
)が2値データの場合、ロジット関数をリンク関数としたモデル、
いわゆるロジスティック回帰モデルでモデリングしてみることが発生すると思われるので、ダミー変数化はほぼ必須である。
ダミー変数化とそれに伴う可視化・モデリング等はまた別の回で取り組んでみたい。
次に、数値データとカテゴリーデータの可視化はどうだろう?
まず気になるのは、age
とy
の関係である。
age
(年齢)は様々なデータ分析の説明変数になりやすい重要な要素である。
age
の分布をヒストグラムで可視化してみる。
plt.figure(figsize=(5,5)) plt.hist(df.age, bins=30) plt.show()
30歳代~40歳代が最もデータ数が多いようである。
60歳代以降になると人数は急激に減少する。
では次に、age
とy
との関係を確認しよう。
y
の結果ごとにみた場合、age
の分布の傾向に特性がみられるかが焦点になる。
以下のとおりグラフを重ねて表示してみる。
age_y = df[df['y'] == 'yes']['age'] age_n = df[df['y'] == 'no']['age'] plt.figure(figsize=(5,5)) plt.hist(age_y, bins=30, alpha=0.5, color='cornflowerblue', label='$y=yes$') plt.hist(age_n, bins=30, alpha=0.5, color='mediumseagreen', label='$y=no$') plt.legend() plt.show()
y = no のサイズが大きいため、ヒストグラム自体を重ねると、分布の違いは比較できないようだ。 そこで、グラフを2つに分けて比較してみる。
fig, gr = plt.subplots(1,2,figsize=(12,5)) gr[0].hist(age_y, bins=30, color='cornflowerblue') gr[0].set_title('$y=yes$') gr[0].set_xlabel=('age') gr[1].hist(age_n, bins=30, color='mediumseagreen') gr[1].set_title('$y=no$') gr[1].set_xlabel=('age') plt.show()
y = yes の群のほうが、やや高齢層の比率が高いように思える。
年齢が高いほど yes の可能性が高くなるかどうかは、今後の検討材料になりそうだ。
データの分布は、もう少し分かりやすく描写する方法もある。
plt.figure(figsize=(8,5)) sns.distplot(df['age'], bins=30, color='cornflowerblue') plt.show()
上記のグラフは、カーネル密度推定を行ったグラフである。
データから推定した確率密度関数を描写しており、データの背後にあると想定される確率分布が可視化できる。
カーネル密度推定については、以下wikiを参照するとよい。
カーネル密度推定
これを使えば、異なるカテゴリの分布の違いが比較的分かりやすく描写できる。
fig = sns.FacetGrid(df, hue='y', aspect=4) fig.map(sns.kdeplot, 'age', shade=True) fig.add_legend() plt.show()
上記のとおり、yes、noの群では、若年層と高齢層で差がみられる。
yesの群のほうが分散が大きいようである。
各変数間のデータの状況を知りたいときは、sns.pairplot
を利用すると便利だ。
データフレームの数値データだけになるが、それぞれの散布図行列図を出力できる。
回帰直線も描写されるため、相関関係も(なんとなく)把握できる。
sns.pairplot(df, hue="y", size=2, kind='reg', diag_kind='kde') plt.show()
グラフだけみると、balance
とage
の関係について、y = yes
の群では正の相関がありそうな描写となっている。
これを確かめるため、この変数だけにしぼって描写してみる。
sns.jointplot('balance','age', df[df['y']=='yes'], kind="reg") plt.show()
このデータをみると、age
とbalance
の間に相関関係はほとんどみられないことが分かる。
単に見た目の問題ではなく、きちんと数値で確認することが重要なようだ。
データセットを構成する変数同士の相関(連関)が、後々回帰分析を行う際のマルチコ(多重共線性)の有無を把握する際に重要になることがある。
変数同士の相関については、相関行列図を描写することが最も相関関係が分かりやすいため、どこかで実施していくことが必須になる。
なお、相関=因果ではないことは特に気を付けて分析してくべきだ。 疑似相関の問題も常に念頭に入れておくと良いと思う。
次に、前回に少し着目したbalance
の分布についてもう少し詳細に確認してみることにする。
まずはKDEプロットを行う。
fig = sns.FacetGrid(df, hue='y', aspect=5) fig.map(sns.kdeplot, 'balance', shade=True) fig.add_legend() plt.show()
記述統計の際に推察したとおり、右裾がとても長い分布になっているようである。
分布の形状に関しては、ヴァイオリンプロットと呼ばれるグラフも分かりやすい。
sns.factorplot(x='y', y='balance', data=df, kind='violin',aspect=2) plt.show()
balance
は裾が長い分布であるのでかなり分かりづらいかもしれないが、
age
を例にもう一度描写してみると、分布についてよく分かる。
sns.factorplot(x='y', y='age', data=df, kind='violin',aspect=2) plt.show()
バイオリンプロットは、3変数の分布も大変分かりやすく描写してくれる。
以下は、「婚姻状況(marital
)」、「年齢(age
)」、「定期預金契約(y
)」の分布。
ax = sns.violinplot(x="marital", y="age", hue="y",aspect=.5, data=df, split=True) plt.show()
単身者は低年齢、婚姻・離婚者は中央値はやはり高く、分散も大きい。
また、高齢の定期預金契約者が多いのはmarried
とdivorced
が顕著である。
今後の解析において、データが正規分布に基づいているか確認することが必要になるケースがある。
balance
とage
の正規性を確認してみたい。
plt.figure(figsize=(5,5)) gr = stats.probplot(df['age'], plot=plt) plt.title('age') plt.show()
plt.figure(figsize=(5,5)) gr = stats.probplot(df['balance'], plot=plt) plt.title('balance') plt.show()
上記グラフはQ-Qプロットと呼ばれる。
観測値がある確率分布に従う場合の期待値と観測値のデータを2次元に表示したものだ。
今回は正規分布を理論分布と仮定しているため、正規Q-Qプロットなどと呼ばれる。
データの青いプロットが、赤いラインに沿えばこのデータが正規分布に従っていると判断できる。
しかし、age
,balance
のいずれも両側が上向きに歪んでおり、正規分布以上に裾が広がっていると考えられる。
正規性を仮定した分析は好ましくないようだ。
直観的な解釈ではなく、客観的に検定を行う手法もある。
Shapiro-Wilk検定やKolmogorov-Smirnov検定がそれにあたる。
ただし、昨今はビッグデータとよばれる大量データを分析することが多いようであるため、検定を行うシチュエーションは減っているようである。
(サンプルサイズが大きいほど、p値が小さくなるため)
stats.shapiro(df['age'])
(0.9595122933387756, 9.410944406190885e-34)
stats.shapiro(df['balance'])
(0.5015109777450562, 0.0)
いずれもp値は0.05を下回るため、帰無仮説(データは正規分布に従う)は棄却される。
つまり、両データとも正規性を有しないデータであることが分かる。
ただし、本データはサイズが大きく、P値が優位になりやすいため、検定は適切ではなさそうではあるが、
ひとつのテクニックとして覚えておくと良さそうだ。
終わりに
ここまで書いた後でしたが、欠損値補完を完全に飛ばしてたー。
まぁ、どこかの段階でやりましょう。
Pythonだと限界があるので、Rを呼び出してみる必要性があるかも。
とりあえず、このまま進めちゃえってことで、次はクロス集計と検定をやりまーす。
上半期最大の衝撃。OneNote、Win10付属版が主軸に?!
最近、世間をこのようなニュースが騒がせています。
…え?知らない?そんなご冗談をw
つまり、OfficeファミリーのOneNoteは2016で終了。 今後はWindows10付属版が主軸になるようです。
「何を言っているんだお前は・・・?」
という方。 ぜひ以下を確認いただきたい。
貴方がWin10ユーザーで、office365が入っていれば、 以下2つのOneNoteがPCにインストールされているはずです。
上がWin10付属OneNote。 下がOffice OneNote2016。
それぞれUIも大きく異なる。
Win10付属OneNote
Office OneNote2016
皆さまはどっち派だろうか?僕は残念ながらOffice派。
動揺を隠しえません。 願わくば、UIをDesktop版並みにしてほしいものです・・・。
【第1回】Python Marketing Data Analytics! ~古典的マーケティングデータ分析にも目を向けて~
このカテゴリは本業、データ分析系のお話やTipsです。
Qiitaに書くレベルではない自分の覚書や練習記録、情報提供として残していこうかと。
1年後に「まだ自分はこの程度だったのか~wクソダサいww」というのが目標です。
つーかブログ趣旨とギャップありすぎて、別ブログ立ち上げるべきかと思いましたが、
まあゆるくやっていけばいいや、というめんどくさい精神全開の結果です。ご容赦ください。
モチベーション
なんでこんなタイトルにしたかというと、
機械学習・ディープラーニングが全盛の中、もうちょっとPythonでの古典的な統計解析、データ分析手法中心のネタがあってもいいんじゃね?
と思ったから。
というか、僕自身が勉強しないと、基礎が全くダメだなぁと思ったからです。
Pythonで機械学習・ディープラーニングによる予測精度向上が全盛だけど、ScipyやStatsmodelsを中心に、モデル推定や効果検証とかも勉強しないとだめだなぁ。
— H.Kobayashi (@h_kobayashi1125) 2018年4月17日
まぁ、Python自体が統計解析ライブラリがRほど充実していないので、当然といれば当然ですが・・・。
ビッグデータと呼ばれる大量データの分析が中心の今、データ分析は推測統計や検定はだいぶ意気消沈していそうな気がします。
(機械学習系の情報がWebに溢れかえっているせいかもしれませんが・・・)
でも世間にはきっと、
データは少ないけど、そこから得られるものを導き出したい。
予測ではなくて、目的変数に与える影響要因の分析がしたい。
とか、そういうニーズも多いはず。
いわゆるAIでの予測ではなく、BI(ビジネスインテリジェンス)の視点でデータからインサイトを得よう!という趣旨のデータ分析ですね。
ということで、勉強がてら、「マーケティング」をネタにしたPythonデータ分析記事を色々書いていこうと思います。
もちろん、機械学習の技術なども入ってくると思いますが。
なお、内容には誤りなどがある可能性がありますので、ご容赦ください。
ぼくの勉強不足&不手際です。精進します。
お気づきの際はご指摘いただけると喜びます。
実行環境について
以下の記事を参照ください。
Kaggleのデータは使わないと思いますが、Colaboratory(Python3)を使ってます。
利用データについて
しばらくは、UCI Machine Learning RepositoryのBank Marketing Data Set を利用していきます。
利用するデータはbank.csv
です。
では、以下からスタート!長く続くといいなぁw
必要ライブラリのインポート
import numpy as np import pandas as pd from scipy import stats import matplotlib.pyplot as plt import seaborn as sns %matplotlib inline
データの読み込み
pd.set_option("display.max_columns", 50) df = pd.read_table('bank.csv', sep=';') df.head()
age | job | marital | education | default | balance | housing | loan | contact | day | month | duration | campaign | pdays | previous | poutcome | y | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 30 | unemployed | married | primary | no | 1787 | no | no | cellular | 19 | oct | 79 | 1 | -1 | 0 | unknown | no |
1 | 33 | services | married | secondary | no | 4789 | yes | yes | cellular | 11 | may | 220 | 1 | 339 | 4 | failure | no |
2 | 35 | management | single | tertiary | no | 1350 | yes | no | cellular | 16 | apr | 185 | 1 | 330 | 1 | failure | no |
3 | 30 | management | married | tertiary | no | 1476 | yes | yes | unknown | 3 | jun | 199 | 4 | -1 | 0 | unknown | no |
4 | 59 | blue-collar | married | secondary | no | 0 | yes | no | unknown | 5 | may | 226 | 1 | -1 | 0 | unknown | no |
データの概要を把握する
データ分析の第1歩は、そのデータの概要を掌握することからスタートしよう。
とくに、データに対するドメイン知識が無い場合、単なる記述統計からでもデータの背景にある事象の概況は推察できる。
df.shape
(4521, 17)
このデータは、4,521レコード、17カラムで構成されていることが分かる。
つまり、4,521人分のデータであり、1人あたり17の変数となるデータを持っていることになる。
df.columns
Index(['age', 'job', 'marital', 'education', 'default', 'balance', 'housing',
'loan', 'contact', 'day', 'month', 'duration', 'campaign', 'pdays',
'previous', 'poutcome', 'y'],
dtype='object')
各カラムの名前は上記コードで取得できる。 このデータセットは、ポルトガルの銀行機関のダイレクトマーケティングの実績データのようだ。
このデータセットを持ってきたUCI Machine Learning Repositoryから、データセットの変数の内容を拝借すると、以下のとおりとなっている。
変数名 | 内容 |
---|---|
age | 年齢 |
job | 仕事 |
marital | 婚姻有無 |
education | 教育水準 |
default | クレジットカードの債務不履行有無 |
balance | 年間平均残高(€) |
housing | j住宅ローンの有無 |
loan | 個人ローンの有無 |
contact | 連絡方法 |
day | 最終接触日 |
month | 最終接触月 |
duration | 最終接触時間(秒) |
campaign | キャンペーン中の連絡数 |
pdays | 最後に連絡した日からの日数 |
previous | キャンペーンまでに接触した回数 |
poutcome | 以前のマーケティングキャンペーンの結果 |
y | 定期預金の契約有無 |
※ちなみに、このデータを題材にSIGNEATEでオープンコンペが開かれている。
まず、それぞれのカラムとデータ型を確認する。
df.info()
<class 'pandas.core.frame.DataFrame'>
RangeIndex: 4521 entries, 0 to 4520
Data columns (total 17 columns):
age 4521 non-null int64
job 4521 non-null object
marital 4521 non-null object
education 4521 non-null object
default 4521 non-null object
balance 4521 non-null int64
housing 4521 non-null object
loan 4521 non-null object
contact 4521 non-null object
day 4521 non-null int64
month 4521 non-null object
duration 4521 non-null int64
campaign 4521 non-null int64
pdays 4521 non-null int64
previous 4521 non-null int64
poutcome 4521 non-null object
y 4521 non-null object
dtypes: int64(7), object(10)
memory usage: 600.5+ KB
int64の数値型が7カラム、objectが10カラムあることが分かる。 次に、各カラムの基本統計量を確認する。
df.describe()
age | balance | day | duration | campaign | pdays | previous | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
count | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 |
mean | 41.170095 | 1422.657819 | 15.915284 | 263.961292 | 2.793630 | 39.766645 | 0.542579 |
std | 10.576211 | 3009.638142 | 8.247667 | 259.856633 | 3.109807 | 100.121124 | 1.693562 |
min | 19.000000 | -3313.000000 | 1.000000 | 4.000000 | 1.000000 | -1.000000 | 0.000000 |
25% | 33.000000 | 69.000000 | 9.000000 | 104.000000 | 1.000000 | -1.000000 | 0.000000 |
50% | 39.000000 | 444.000000 | 16.000000 | 185.000000 | 2.000000 | -1.000000 | 0.000000 |
75% | 49.000000 | 1480.000000 | 21.000000 | 329.000000 | 3.000000 | -1.000000 | 0.000000 |
max | 87.000000 | 71188.000000 | 31.000000 | 3025.000000 | 50.000000 | 871.000000 | 25.000000 |
まずは数値型のデータ確認。それぞれの用語は以下のとおりである。
項目 | 意味 |
---|---|
count | データ数 |
mean | 算術平均 |
std | 標準偏差 |
min | 最小値 |
25% | 25パーセンタイル |
50% | 50パーセンタイル(中央値) |
75% | 75パーセンタイル |
max | 最大値 |
オブジェクトのカラムの概要も以下で算出できる。
df.describe(include='O') # 大文字の「O(オー)」(Object)をincludeで指定すればオブジェクトのカラムを取得できる。
job | marital | education | default | housing | loan | contact | month | poutcome | y | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
count | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 |
unique | 12 | 3 | 4 | 2 | 2 | 2 | 3 | 12 | 4 | 2 |
top | management | married | secondary | no | yes | no | cellular | may | unknown | no |
freq | 969 | 2797 | 2306 | 4445 | 2559 | 3830 | 2896 | 1398 | 3705 | 4000 |
それぞれ用語は以下のとおり。
項目 | 意味 |
---|---|
count | データ数 |
unique | 変数の種類数 |
top | 最頻値 |
freq | 最頻値の頻度 |
pandas.DataFrame.describe
だけでもいろいろなことが分かりそうだ。
例えばbalance
に着目してみると、平均値と中央値(50%値)の値が大きく乖離しており、 平均値 > 中央値 となっている。
これは例えば年収分布と同じ減少で、少数の値が大きいデータやはずれ値に平均値が引き上げられている可能性を示す。
つまり、右に裾が長い分布となっていることが推察できる。
なお、pandas.DataFrame.describe
では数値、オブジェクトすべて一括して表示することも可能である。
df.describe(include='all')
age | job | marital | education | default | balance | housing | loan | contact | day | month | duration | campaign | pdays | previous | poutcome | y | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
count | 4521.000000 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521.000000 | 4521 | 4521 | 4521 | 4521.000000 | 4521 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521.000000 | 4521 | 4521 |
unique | NaN | 12 | 3 | 4 | 2 | NaN | 2 | 2 | 3 | NaN | 12 | NaN | NaN | NaN | NaN | 4 | 2 |
top | NaN | management | married | secondary | no | NaN | yes | no | cellular | NaN | may | NaN | NaN | NaN | NaN | unknown | no |
freq | NaN | 969 | 2797 | 2306 | 4445 | NaN | 2559 | 3830 | 2896 | NaN | 1398 | NaN | NaN | NaN | NaN | 3705 | 4000 |
mean | 41.170095 | NaN | NaN | NaN | NaN | 1422.657819 | NaN | NaN | NaN | 15.915284 | NaN | 263.961292 | 2.793630 | 39.766645 | 0.542579 | NaN | NaN |
std | 10.576211 | NaN | NaN | NaN | NaN | 3009.638142 | NaN | NaN | NaN | 8.247667 | NaN | 259.856633 | 3.109807 | 100.121124 | 1.693562 | NaN | NaN |
min | 19.000000 | NaN | NaN | NaN | NaN | -3313.000000 | NaN | NaN | NaN | 1.000000 | NaN | 4.000000 | 1.000000 | -1.000000 | 0.000000 | NaN | NaN |
25% | 33.000000 | NaN | NaN | NaN | NaN | 69.000000 | NaN | NaN | NaN | 9.000000 | NaN | 104.000000 | 1.000000 | -1.000000 | 0.000000 | NaN | NaN |
50% | 39.000000 | NaN | NaN | NaN | NaN | 444.000000 | NaN | NaN | NaN | 16.000000 | NaN | 185.000000 | 2.000000 | -1.000000 | 0.000000 | NaN | NaN |
75% | 49.000000 | NaN | NaN | NaN | NaN | 1480.000000 | NaN | NaN | NaN | 21.000000 | NaN | 329.000000 | 3.000000 | -1.000000 | 0.000000 | NaN | NaN |
max | 87.000000 | NaN | NaN | NaN | NaN | 71188.000000 | NaN | NaN | NaN | 31.000000 | NaN | 3025.000000 | 50.000000 | 871.000000 | 25.000000 | NaN | NaN |
このような記述統計からデータの概要を把握していくことが第一歩となる。
つぎに、推察した内容が的確かどうか、データの可視化などを進めて確認していく。
つづく
とりあえず今回はここまで。 次回はmatplotlibやseabornを使ってデータの可視化を行っていきます。
考察
Colaboratory上の.ipynb
を.md
にしてブログに上げるのがクソめんどくさいことが分かったので、
今後どうするか模索。
普通にjupyterでやるべきなのか・・・。GitHubを使うのも良さそう。
OneNoteにWebサイトをペタペタ貼る WebClip機能
WebClip機能をご存知でしょうか?
言葉のイメージどおり、WEBページをサクッとクリップに止めて記録しておくイメージ。 まあ、単純に言えばブクマと同じです。
さっそくやってみよう!
準備(Chrome)
いつも通りブラウザは私愛用のChrome前提。他のブラウザは各自お試しください。
※世間には”ブラウザ”が通じないビジネスマンもいらっしゃるらしい。
接客メインの仕事なら仕方ないケド、BtoBとかの仕事している方は最低限のIT知識は必要。
Chromeウェブストアから、OneNoteの拡張機能を取得しましょう。
こんな感じで右上に出る。
Clipの種類
WebClipにはいくつかの種類があります。
試しにこのブログ記事をClipするとどうなるか?
Full Page
いやぁ、あなたこそFullです。Fullといえばこれです。
Region
指定領域をClipするよ♪ってこと。
Article
男はだまって文字だけっ! (記事内の画像ファイルやハイパーリンクは取得してくる)
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埋め込みみたいになる。
終わりに
個人的に好きなのは、「Article」と「Bookmark」ですかねぇ。 「Article」は文字検索しやすいのがよい。
ちなみにOneNoteの検索性は結構イイです(と思っている)。
OneNoteでLaTeX数式
技術書などで勉強していると、数式をメモっておきたいときがある。
数式の記載は、研究者などの方はLaTeXに慣れ親しんでいる方が多いと思います
OneNoteでは、LaTeXで数式を書くことも可能になっているのです。
Office365のLaTeX数式入力対応
例えば以下のとおり、WordでLaTeX数式への対応が記事となっています。もちろんExcelも同様。
ただ、PowerPoint と OneNote だけ使い勝手が異なるようです。
OneNoteでのLaTeX数式モードへの変更
以下の公式記事に詳しく書かれています。
Office での LaTeX の数式入力 – Office Blogs
さっそく実践。
[挿入]→[数式]→[ツール]→[数式オートコレクト]
「修正文字列」→[\Tex]
「修正後の文字列」→[24C9]→Alt + Xを押して完了
結果
数式入力モードにし、冒頭に'\Tex<スペース>'を入れた後にLaTeX数式を入力する。
ちなみに、以下のように入力すると・・・
MSE= \frac{1}{N}\sum_{n=0}^{N-1}(y_n-t_n)2
こんな感じ。
勉強・研究が捗りますねぇ。 ペン&タブレットユーザーなら手書きが一番早いケド。